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GEAR MY FRIENDS REBORN Vol.9 UCLL COOLだJ

「POPEYE世代のオジサンはハイボールが好きっ、の巻。 」

オジサン(ワタシ)は井川遥サンが好きなのである。
そして、ローラちゃんも好きである。
したがいまして、角ハイもジムビーム・ソーダも好きなのである。
Sントリーさんの戦略にまんまとはまってしまうのだ、おじさん(たち)は。
1970年代末、当時、黄色いビートルをのりまわしていたオジサンは神戸は三ノ宮に降り立ったのである。
もちろん新幹線利用です。
手にはマガジンハウスのPOPEYE、神戸大特集号である。

そうです。
オジサンは「ポパイ世代」なのであった。

いざ「豚まん」と「神戸ハイボール」へ。

「豚まん」で満腹状態のオジサンたち(?じつは結婚前のオバサンもいたのであった)は、
今はなき「神戸ハイボール」という名店へと向かったのでした。
当時で70過ぎのバーテンダーの作るハイボールの旨さが忘れられない。

旨さのヒミツは、もちろんその店のロケーションもあるのだけれど、
「キンキンに冷えたSントリーホワイト(サミーデイビスJrか?って古っ)と、キンキンのグラス」
「氷、無し」
「ちょびっとの〇〇」
「あとはナイショ(お聞きになりたければVOXへゴー)」
で、分厚い、磨かれまくった樫の木(たぶん)のカウンターでいただくのである。

このときのハイボールの味が忘れられず、
オジサンは夜な夜な旨いハイボールと、井川遥サンのポスターをもとめて徘徊するのであった。
先日、あるお客様よりお電話があり、
「ゆ、UCLAのパターカバーと傘、まだありますかー」とおっしゃって 間をおかずご来店。


「失礼なことをうかがいますが、UCLAにゆ、ゆかりがおありですか」と伺ったところ、
「いやー、POPEYE世代なもんですからねー。UCLAときくと、いてもたってもいられないんですわ」
とおっしゃる。
(POPEYE創刊号1976年8月、カリフォルニア大特集であった。)

わかるわかるそのお気持ち。
POPEYE世代っすから。
オジサンも、UCLAか、ラブⅢ出身のノースカロライナ大か、
トム・ワトソン、タイガーのスタンフォード大、はたまたパーマーさんのウェイクフォレストか、
たーいへん、悩ましい。
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